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野菜

子供の好き嫌いをなくすには

離乳食をスタートするとお子さんには何でも好き嫌いなく食べてほしいと願うものですが、次第に嫌いなものを避けるようになってきます。
しかし嫌いになるには原因があり、それを克服または嫌いなものを作らないためには食事の工夫が必要です。
そこでお子さんの好き嫌いをなくすために、嫌いなものができる原因や上手な食事方法について解説します。

バランスのよい食事

ただエネルギーをとるだけであれば何を食べていても問題はないでしょう。
しかし子供たちはこれから大人になるための成長過程にあり、バランスよく栄養をとらなければ将来生活習慣病にかかるリスクが高くなってしまいます。
さらに子供時代の食生活は大人になってからにも影響する可能性がある上、その時では偏食をなおすことはかなり難しくなります。
また、人は食べたものでできているといわれることからも毎日の食事を栄養バランス良くとることはとても重要で、小さい頃から気を付けるべきポイントだとえいます。

嫌いなものができる理由

人間の本能的に避ける食べ物はありますが、それは「嫌い」だからではなく「食べてはいけない」と感じるから避けるのです。
本能から例えば、苦いものは毒性があると感じるため食べないよう避けることがあります。

しかし、本能的には食べられるはずの甘いものやしょっぱいものなどを「嫌い」と判断し食べないことには環境の影響が大きいでしょう。
例えば初めて食べるものがあった時、一緒に食事をしている家族がそれをまずそうに食べたり残したりすれば、お子さんも嫌いなものと認識してしまいます。
ですが家族がおいしそうに食べていれば安心して食べようとします。
さらに「おいしいね」という声掛けや雰囲気があれば、この食べ物はおいしいとお子さんも認識するように。

嫌いなものを食べられるようにするには?

お子さんが嫌いと言う食べ物の中には、食べにくさから食べないでいるだけの場合もあります。
まず小さく切ってみたりよりやわらかくしてみたりして、食べやすい状態になるよう工夫してみましょう。

それから一人分の食事の量を見てわかるようにプレートに盛り付けてあげることです。
これが自分の食べる量だと理解すればゴールが見えることもあって最後まで頑張ろうとするもの。
例え嫌いなものが入っていたとしても、これだけなら頑張ってみようと思わせやすくなります。

そして一緒に食事をとる大人も好き嫌いする姿を見せることなく何でも「おいしい」と言って食べていると、自然とお子さんも好き嫌いがなくなっていきます。
それに子供の好き嫌いと向かい合うことで大人の好き嫌いをなくす良いきっかけにもなるのでは。
楽しい食事を毎日続けていれば好き嫌いのない、何でも食べられる子に自然となっていくはずです。

12月 7th, 2015 by