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お米

自分の経験を元に食育を始めることにしました

子供への一方的な指示はコミュニケーションではない

仕事もあって、家事もこなし毎日忙しく過ごしていました。だから平日は子供にかまってあげられる時間をなかなか取れずにいました。それが歯がゆい思いもありつつ、子供に接する時は「早く寝なさい!」や「部屋をちゃんと片付けなさい!」などこちらから一方的に指図することだけになってしまっていたんです。「なぜ言ったこをやらないのか」、「何を今思っているのか」子供たちの気持ちは聞かず私の要望だけを伝える。でもこれってコミュニケーションとはいえないかもしれません。

そこで、せめて休日の時くらい子供の気持ちに向き合ってコミュニケーションを取りたいと考え、一緒に料理をつくるようにしました。というのも、食育というキーワードが前から気になっていたからです。

食育って何?

食育のことは、なんとなく理解していても、具体的に何をしたらいいのかまでは知りませんでした。しかし、食育は「食育基本法」という法律で、しっかりとした定義があり、食の安全性や、食に関する危機感から2005年に制定されています。

食育の施策には、地域ぐるみで行ったり、生産者と交流を行ったりする中に、「家庭における食育の推進」もあります。

私は子供とのコミュニケーションを図るとともに、子供たちに食事を通して、マナーや健康、食の大切さを身に着けてくれるようになって欲しいと願っています。

食生活の乱れが人生を壊す

食育に注目した理由は「朝食を食べない」「不規則な食事時間」「偏った食事」など成人になると食生活が乱れてしまう人がいると聞いたからです。こうしたことは一人暮らしを始めるタイミングに起こりやすいといいます。

大学生になり上京したり、地方の学校に通たりすることになれば、キャンパスの近くの街に引っ越しするようになるでしょう。親元を離れ初めての一人暮らしで、自由に羽を伸ばすようになると、食事に関してないがしろにしてしまう学生も多のだとか。そこで食生活が乱れ出し、健康を害してしまい、精神的に追い込まれてしまうケースも考えられます。よって学生時代にも食事に気を使えるよう、今から食育をしておくことが大切なのだと思うのです。
とは言え学生時代は忙し過ぎて食事のことまで気が回らないかもしれません。そのような時は下記のような食事付きの学生寮などがいいなと思っています。

信州大学(松本キャンパス)生のための学生寮・下宿|学生寮ドットコム

食事を通してコミュニケーションを健全化していく

今どきは女性・男性関係なく料理を作れるというのは、いいことだと思います。うちは息子ですが、子供の内から一緒に料理を学んでおけば、きっと大人になったときに役立ちますからね。

実際、私は社会人になって本格的な一人暮らしをはじめるまでまともに料理をつくったことがなく、あとからかなり大変でした。子供のころから多少なりともなにかやっておけば違ったかもしれないと、ちょっと母親を恨んだくらい…。

今はそれなりに作れるようになりましたがとても苦労しました。
子供の将来のためにも今から簡単な料理ならできるくらいにはしてあげたいと考えています。美味しいものができて、それを喜んで食べてくれる人がいれば、自信にもつながるでしょう。料理を通じて食べる人とのコミュニケーションを図ることができれば、それは将来的にも役立つことでしょう。

一緒に読んでほしい記事:子供の夢を叶えるための心構え

それに、子供と一緒に料理をつくることは私にとっても喜びです。
今後も楽しみながら食育して行きたいと思います。

9月 16th, 2022 by